プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地方
No.6 ゴルド
フランスの最も美しい村を提唱した村としても有名なゴルド。
岩の多い山に家々が連なっている様が美しい村だ。
人口は1672人(2018年)で、修道院や歴史ある建築物がある。村に対する近くの高台からの眺めが素晴らしく、鷲の巣の村と呼ばれる所以がよくわかる。
作品プロフィール:ゴルド夜明け前 、 op.15423、8/15,2019
鷹ノ巣の村ゴルドを見上げる
麓から見上げたゴルドの集落。
かなり急峻な山に石造りの家がへばりついているように見える。
山の岩とうまく融合させているのが凄い。
実際に山頂のサン・フィルマン教会まで行くには、登山と表現した方が良いようだ。
作品プロフィール:鷹ノ巣の村ゴルド 、 op.15411、8/15,2019
ゴルド夕景
夕陽を浴びて赤く染まる夕暮れ時の光景は、村自体が浮き上がっているかのように見える。
作品プロフィール:ゴルド・サンセット 、 op.15413、8/15,2019
満月のゴルド
陽が沈むと同時に、タイミング良く今度は満月が昇ってきた。
ご褒美のような自然の絶景であった。
しばらくはブルーアワーと満月の撮影を楽しんだ。
作品プロフィール:満月のゴルド 、 op.1155、8/15,2019
ゴルド夜景
村の照明が暖かに浮かび上がる夜景が美しい。岩の部分が徐々に隠され、柔らかい照明が山全体を覆う光景がなんとも美しい。
作品プロフィール:ゴルド夜景 、 op.15417、8/15,2019
ゴルド展望所アクセス
このような景色は、ゴルドの集落に向かう道、カヴァイヨン道路沿いにある展望所や空きスペースから望むことが出来るので、非常にありがたい。集落に入ってしまうと、逆にこのような絶景は見ることが出来ないので、ゴルド訪問の際には展望所を忘れずに訪れて欲しい。
無料のパーキングも併設されており、車でも立寄りやすいのが嬉しい。
なお、集落の中心部からだと、このカヴァイヨン道路を歩いて約15分、距離にして1㎞程である。
ちなみに、私はこの辺りからの撮影を中心に考えていたので、ゴルドの集落内のホテルでなく、展望所に近いホテルに宿泊し、夕刻・夜間・明け方と何度も行き来したのだが、その戦略はうまく機能したと自負している。
夜明け前のゴルド
夜明け前にも展望所に向かい撮影した。
明け方でもゴルドの集落には多くの照明がともされており、このように美しく浮かび上がっていた。
右手には平野が広々と広がっているので、実に素晴らしい絶景を見渡せる。
空にはオリオン座をはじめ、美しい星がまたたいていた。
作品プロフィール:ゴルド夜明け前 、 op.15422、8/15,2019
ゴルド夜明け
朝陽が昇り、ゴルドを照らした。展望所からはゴルドから太陽が姿を現したように見え、手前の草木が煌びやかに輝きだし、言葉にならない神々しさであった。
作品プロフィール:朝陽昇るゴルド 、 op.15422、8/15,2019
ゴルドの中心部
今回の主目的は移ろいゆくゴルドの村を外側から撮影することであり、集落内を散策する余裕があまりなかった。かなり順調に撮影が出来たので満足であったが、やはり次回はこの鷲の巣の村の中をじっくりと散策して撮影したい。次なるモチベーションが高まっている。
ゴルドへのアクセス(Google Mapへのリンク)
セナンク修道院 ~ゴルドから少し足を延ばして
ゴルドの北西3㎞ほどにある12世紀の修道院。ラベンダー畑に囲まれており、最盛期には美しく紫に染まった光景を見られる。
私は時期がズレてしまったので、残念ながらラベンダーは見られなかった。
作品プロフィール:セナンク修道院 、 op.15435、8/15,2019
この教会は、1148年にシトー会修道士によって創設されたもので、現在も禁欲的な生活を送りながら祈りをささげている伝統と格式のある修道院だ。正式名称は、ノートルダム・ド・セナンク修道院である。