ルクセンブルクは日本にはあまり馴染のない国だ。首都のルクセンブルク市はかろうじて情報があるのだが、それ以外はほとんど情報詳細が入手できないのが現状だ。
そんな中、ネットを駆使したわずかな情報を頼りに、レンタカーで絶景の村や街を探して巡って撮影してきたので、ここに紹介したい。きっと、美しい風景好きで大型観光地に飽きた方にとっては、ルクセンブルクへの興味が大いに増すものと確信している。
それ程素敵な風景があちこちにあるのだ。
ルクセンブルク北部 １
エッシュ＝シュル＝シュール （Esch-sur-Sûre）
ルクセンブルク市街から北西に進んだ山間部の川に挟まれた地形にある村がエッシュ＝シュル＝シュール。
サウアー川が畝って山間部を流れており、その一部でより急激なカーブの内側にこの村と城跡が存在している。
小高い丘の上に中世の古城跡が残っており、それを囲うように小さな美しい村が構成されている。夜は古城跡がライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂い、一層と美しさが増すのが魅力だ。美しい古城が残り、美しい村が点在するルクセンブルクだが、その中でも象徴的な古城跡であり村であると思う。
作品プロフィール：エッシュ＝シュル＝シュール op.15927、5/04,2019
エッシュ・シュル・シュール城跡
小高い丘の上にあるエッシュ・シュル・シュール城跡。
街中から続く階段でさほど苦も無く到着する。
石造りの円筒形の建物と、四角柱の建物が残っており、建物内部をさらに登ることができ展望台のようになっている。
独特な形をしているエッシュ・シュル・シュールの村を上から撮影したものは、この城跡からのものだ。
また、少し離れた場所にエッシュ・シュル・シュールの神の母という像が立っている。
作品プロフィール：エッシュ・シュル・シュール城跡、 op.16074、5/04,2019
古城跡展望台からの風景
夜のライトアップでは、古城跡が浮かび上がり、その麓にある村の家々と併せて水面に反射し感動的な美しさだ。村自体はひっそりとして静まり返っており、水の流れる川の音が止まることなく響いている。
作品プロフィール：エッシュ＝シュル＝シュール op.15930、5/04,2019
エッシュ＝シュル＝シュール集落の風景
聖母マリア降誕教会を中心に集落が広がっている。
この教会は鋭い尖塔を有する建物で、丘の上の城跡とともにエッシュ＝シュル＝シュール村のシンボル的存在となっている。
村の建物は、壁は城を基調としており、屋根はグレーで統一されているので、シックで清潔な雰囲気がある。
作品プロフィール：エッシュ＝シュル＝シュール op.16069、5/04,2019
エッシュ＝シュル＝シュールの夜景
夜のライトアップでは、古城跡が浮かび上がり、その麓にある村の家々と併せて水面に反射し感動的な美しさだ。村自体はひっそりとして静まり返っており、水の流れる川の音が止まることなく響いている。
作品プロフィール：エッシュ＝シュル＝シュール op.15930、5/04,2019
静まり返っており、水の流れる川の音が止まることなく響いている。
作品プロフィール：エッシュ＝シュル＝シュール op.16075、5/04,2019
