空からの富嶽百景 :赤く染まる赤富士
夕陽に照らされて赤く染まる現象 赤富士。
古来より絵画芸術でも多くの題材になってきたテーマである。その姿は神秘的で美しい。
この画像では、背後に南アルプス、八ヶ岳連峰、そして北アルプスまで遠望できる。これぞ空中散歩の醍醐味だ。
作品プロフィール: FUK-HND 便,左側窓,相模湾上空より op.9197,January13,2013
赤富士は、朝日もしくは夕日が富士山を照らすことで起こる現象だが、朝日が富士山を赤く染める時間帯のフライトは残念ながら無い。機中からの赤富士は必然的に夕暮れ時だけのものとなる。
それゆえ、赤富士を見ることができるのは、西日が当たる面が見ることができるフライトとなる。そのため、西から羽田へのフライトの方が見やすいのがだ、下の画像のように、羽田から西方面に向かう機中からでも赤富士を見ることはできる。
HND-FUK 左側
サンセット op.9102
福岡へ向かう機中より、左下に赤富士が美しい姿を覗かせた。
富士の左手の色違いの部分は、陸上自衛隊北富士演習場だ。
その左手にわずかに山中湖が確認できる。
富士山の右下辺りに、ふじてんスノーリゾートがわかる。その右下は広大な青木ヶ原樹海だ。
赤富士は、夕陽もしくは朝日が富士山を赤く染める神秘的な光景である。
様々な条件が整わないと飛行機の中から見ることは出来ず、見れたら非常にラッキーだ。
特に羽田空港を出てからのルートでは富士山との距離も近いので、迫力がある。
作品プロフィール: HND-FUK便,左側窓, 赤富士。op.9137、9/27,2012
上に掲載している写真の撮影地点は、風景の位置を参考にしながら勘案した想定撮影地点です。あくまでも参考ということでご了承ください。
飛行機の機中から撮影した空撮画像の中から、選りすぐりの富士山の絶景をテーマ別に掲載。
航路と座席の左右を明記してあるので、旅のフライトや座席選択の参考にしてください。