天草エリア
島原・天草の一揆以降、禁制の中、厳しい取り締まりが続き、天草地域では崎津集落など、キリシタンが潜伏する場所は限られていた。それでも信仰を守ってきた人々の思いが、海の天主堂とも云われる崎津教会に形となって実現した。
作品プロフィール:漁村に建つ海の天主堂 op.14094、10/31、2014
90 崎津教会 : ユネスコ世界文化遺産
潜伏キリシタンの歴史に深く関与する崎津集落にある教会。1888年創建で現在の聖堂は1934年に鉄川与助の設計施工により建てられたもの。ゴシック様式の重厚な造りで、内部はリブ・ヴォールト天井が美しい。なお、珍しいことに内部には畳が敷かれている。この教会は、漁港にあり、明るき雰囲気に包まれている。また、裏手の山頂にあるチャペルの鐘展望公園からは崎津集落と海を見渡せて絶景だ。
作品プロフィール:漁港にある海の教会 op.14087、10/31、2014
湾の反対から見ると、尖塔が水に反射して美麗な様子を見ることが出来る。また、一瞬だがオーストリアの世界遺産であるハルシュタット湖と教会のようにも見える。なんとも美しい情景だ。
作品プロフィール:水面に写る教会 op.14104、10/31、2014
チャペルの鐘展望公園からの崎津教会。
海も美しい。
崎津教会ならでは光景だ。
作品プロフィール:裏山からの絶景 op.14078、10/31、2014
白黒写真が似合う素敵な教会だ。
作品プロフィール:レトロなムードの教会 op.14106、10/31、2014
91 大江天主堂
崎津教会から北上すると、山間部の丘の上に立つ白亜の教会。ロマネスク様式の立派な建物で、内部は船底天井になっており、白い柱やステンドグラスなどやわらかな雰囲気だ。
作品プロフィール:丘の上に立つ白亜の美しい教会 op.14116、10/31,2014