空からの富嶽百景 :様々な方面から富士山遠望
大阪便は、富士山の左側を通るため、また違った眺めとなる。
羽田行のフライトだと、富士山からの距離が長くなってしまうのだが、大阪行きだとかなり近い距離で背景にアルプスを従えた富士山を見ることが出来るのが嬉しい。
作品プロフィール: HND-ITM便,右側窓, op.9021,February18,2011
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フライト予約の際に、座席を指定するのは左右の窓側だけでなく、翼の真上を避ける必要がある。
遠くに富士山を眺めるだけなら横方向に見えることもあるが、富士山に近づくと翼が邪魔でほとんど見ることができないからだ。絶景が広がっている場合には特に歯がゆい思いをすること間違いなしなので、可能な限り極端に前方か後方の窓側を選択したい。
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2012年11月21日撮影の一連の写真は、同一フライト時のものだ。これは、三浦半島上空からで、東京湾に差し掛かってからの風景である。中央には横須賀市が見える。このように静岡県から神奈川県、千葉県そして東京都へと飛行する間、天候次第でずっと富士山を見続けることが出来る。まさに富士見フライトと云えよう。
作品プロフィール: OKJ(岡山)-HND 便,左側窓, op.9150,November21,2012
横浜市のベイエリアとその背景の富士山もまた見事な絶景だ。同じ画角で撮影をすることが出来ないのも貴重であって良いものだ。
羽田空港に向かっていると、着陸する滑走路によっては房総半島の上を通過することがよくある。
東京湾上空をそのまま羽田に向かう場合よりも富士山からは遠ざかるのだが、小さいながらも美しい富士山を眺め続けることができる。特に夕暮れ時には素敵な光景を何度も目にすることができた。
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羽田へのランディング直前。京浜工業地帯と富士山。この一連の写真のような好天に恵まれ続けることは非常に稀だが、もし続いたらまさにサプライズプレゼントだ。
ちなみに羽田空港のターミナルからでも場所によっては富士山を見ることが出来る。
作品プロフィール: OKJ-HND 便,左側窓, op.9155,November21,2012
上に掲載している写真の撮影地点は、風景の位置を参考にしながら勘案した想定撮影地点です。あくまでも参考ということでご了承ください。
飛行機の機中から撮影した空撮画像の中から、選りすぐりの富士山の絶景をテーマ別に掲載。
航路と座席の左右を明記してあるので、旅のフライトや座席選択の参考にしてください。