福江島(五島市) ②
36 玉之浦教会 (たまのうら)
福江島の最奥部、漁港に面した小さな教会。白い尖塔と十字架が存在感を示している。
内部は極めて素朴な造り。
作品プロフィール:漁港の小さな教会 op.4229、8/11,2014
37 楠原教会 (くすはら)
鉄川与助の設計施工により1912年に建立。
煉瓦造りの重厚感ある造りだ。
内部は明るい白を基調としており、リブ・ヴォールト天井が美しい。
作品プロフィール:煉瓦造りの美しい教会 op.4195、8/11,2014
楠原牢屋跡
激しい宗教弾圧があった悲しい歴史の跡地。道路沿いのスペースに小さな小屋があるが、意識しないと通り過ぎてしまうような目立たない建物だ。
この小屋は、元の牢屋の広さについては再現出来ているのだろうが、実際の悲惨な状況を感じるには乏しい施設なので、残念な気がする。
作品プロフィール:楠原牢屋跡 op.4279、8/12,2014
38 浦頭教会 (うらがしら)
ノアの箱舟を模した珍しい教会建築。
まるで現代的な美術館か何かのようだ。
小高い丘の上に建てられている。
内部は講堂のように広々とした造りで、非常にシンプルな構造だ。
作品プロフィール:ノアの箱舟を模した教会 op.4275、8/12,2014
39 福江教会
福江島の中心街に位置する教会。
大きな教会で、内部は体育館のような構造で広々としている。
外観は近代的な教会建築で、ホワイトとライトブルーで構成されているため、爽やかな印象だ。
対照的に、堂内は黄色に赤い十字架を模した色ガラスが室内をイエローに染めて温かい雰囲気を醸し出していた。
作品プロフィール:近代的な教会 op.4297、8/12,2014
久賀島(五島市)
40 旧五輪教会:ユネスコ世界文化遺産
久賀島にあるのだが、車では行けず、船でしかたどり着くことが出来ない教会。
私は海上ボートのツアーに参加して見学した。
この教会は、1881年、浜脇教会として竣工の木造建築で、1931年にこの地に移築されたもの。
長崎のキリスト教は、元々かくれキリシタンであったため、教会の存在は禁教令が解かれてからのものであり、ヨーロッパのような古代からの教会が有るわけではないのだが、それでも長崎では古い部類のこの教会建築は貴重だ。
なお、この教会堂は現役の教会ではなく、見学専用の教会建築として保存されており、内部撮影はOKだ。
作品プロフィール:歴史を感じる教会 op.4316、8/12,2014
内部は、立派なリブ・ヴォールト天井で美しい構造だ。
外観からは想像し難いが、小さいながらも素朴で繊細な堂内である。入口上部にだけ色ガラスがはめ込まれている。これほどの教会をよく解体せずに移築して保存したものだ。当時の関係者に感謝。
作品プロフィール:美しい教会内部 op.4302、8/12,2014
長崎の教会は内部の撮影禁止が多いので、このように撮影可能だと後でじっくり構造の美しさを堪能出来るので有難い。
この画像のように天井を見上げ続けることも困難なので、画像でゆっくり楽しめるのは素晴らしいことだ。
それにしても、外見からは想像もつかない美しい内部であり、長崎の教会らしさが凝縮されているように思われる。
作品プロフィール:リブ・ヴォールト天井 op.4313、8/12,2014
41 浜脇教会
久賀島にある教会。立寄ることは出来ず、対岸の福江島 堂崎天主堂付近からの撮影。緑の中に立派な尖塔を持つ白い教会が映えている。
作品プロフィール:白亜の教会 op.4188、8/11,2014